刺深

 

わたしたちって一体何を見ているんだろうね。おぎゃーと生まれてから、一体何を学んだというのだろう。。今こそ自分の頭を引っこ抜いてそれであなたとバスケがしたい。。学校?ルール?友情とか愛情?本当に?本当に学んだ?本当は全く何も見えてないんじゃないの?型に流し込まれただけなんじゃないの?

ただただ、間違いを犯さないようにだけ、毎日気をつけて励まして、不覚にも道を踏み外さないように、見張って見守られて線を引き、、そんな事を繰り返しながら安心した様に眠りにつく。。

でも本当に大切なものは、とてつもなく面倒くさいものなんじゃないのかな。生死をかけたような、まさに今のウイルス感染のような、目に見えない面倒くさいもので常に周りにあったんだけど、なんだ、フェーズ?局面?感受性の強い人にはとっくにそれが見えていて、そして絶望してしまった。。

確かに異常な世の中で、もうどうにもならないんじゃないかと1日何回かは思うよ。わたしでさえ毎日気付かない程度に少しだけの絶望をごまかしながら、だんだんと重くなる足取りをよいしょと引っ張りながら、一歩ずつ前へと、明るい未来がどこかにあるのかもしれないと、幸せな音楽と笑顔に包まれた世界があるのかもしれないと、まだどこかで信じている。。信じていないととても生きられないよ。

芸能という世界の特殊は、当事者でないのでただの想像でしか無いんだけど、夢のある華やかなクリエイティブな人たちの集まり。この異常な世の中で、あんなのもこんなのも背負って前を行くプレッシャーって、相当なものだろうし、自分をどこに置いてきてしまったのか探してるヒマもなかっただろうし、表向きの爽やかさとは違うとっても苦しい日々がひたすら続いていたんだろうなぁ。とても悲しくて、くやしくて、どこかに救いがないのかなと、未来のある若者がたくさん悩んでいるんだろうなと、、長い我慢が続いているので心配。昨日から気分が重いです。。追悼。。