ヤマダさんの役、憎ったらしいぃぃ。
この監督の作品て『むきだし』『熱帯魚』だけ見たことあるけど、どんどん出口が狭くなって…細く長く…苦しい感じが残る。
入り口がとても広くてあれ？入ったけど出られない鰻漁の罠みたいなね。
今回、豪華俳優陣が出ているだけあって、かっこよく撮ってくれてあったけど、中盤までは退屈でした。痛いシーンはもう嫌（泣）
エリカちゃん出てきて、、少し雰囲気変わったけど、
クローズゼロへのオマージュなのか、わざと似せてた（笑）
やっぱり、なんか一個でも感情移入できるキャラがあればもう少し入り込んで楽しめたのかもしれないんだけど、、
新宿、歌舞伎町に縁もゆかりもない人生だったからな。
ごめん。
後半のがヤマダさん面白い❤︎❤︎
きっとBlu-ray的なものは買わないと思って、パンフは買って帰ってきた。
大正解！最後の方に最高な１枚がありました！！
剛くん、『そこのみ』ぽいほうが合ってると思うけど、スタイルいいし運動神経いいし、30才でこの役やれるって売れてる証拠だよね。でも正統派の美形は伊勢谷さんだと思い知らされちゃうとこだけど、わたしはやっぱりヤマダタカユキが最高！
あーー、一時停止したいとこいっぱいあった（笑）
縁もゆかりもないと言ってたけど、
19歳の時に短大を辞め同郷の女の子と2人で東京に出て、部屋をシェアしてた時に、私は昼間時給1000円ー1200円くらいでバイトしてたけど、（バブル期）
その一緒に住んでた彼女は、当たり前のようにバイトは夜の仕事しかしなくて、深夜に酔っ払て帰ってきては寝ている私を起こし、電気を点けて『見て見て〜〜今日は10万！』と言ってお金を扇子型にして見せた。私はその辺は潔癖だったから、詳しく知りたくない顔をしてたんだろうな〜〜。
私の考えの一歩先をいく彼女は多くを語らなかった。
彼女とは高校も同じだったけど、お互いに存在すらしらず、地元の短大に入ったら偶然サークルが同じで、急激に仲良くなった。一緒にいてとても楽で、彼女のアンバランスさにも惹かれていた。わたしは興味本位で同居を始めたのかもしれない。どうなるのかと…。。
美人で一見上品で、借金もなくて、ブランドを買いたい子でもなくて、おまけに長く付き合っている彼氏もいて。
全く意味がわからない。ここまで自分を試す？汚す？
『今日は5本で◯万〜、すごいよ〜〜』
なんとなく、私にも彼女が何をしてお金を貰っているのかわかりかけていた。何度か止めた。止めるほどエスカレートした。
酔っ払っていないときの彼女は大抵不機嫌で、
私たちはすれ違い、彼女はだんだん帰ってこなくなった。。
彼のところではない、男友達（セフレ）のところへ。。
それでも彼女は最初から最後まで、18歳の時からの彼に一途。
なんで？と聞くと『だって実感できる。自分が一番好きなのは誰なのかわかって安心できる。他の男と寝ると、あーやっぱり私が好きなのは彼なんだとおもって嬉しくて笑っちゃうの（（笑））』
ふんふんと聞きながら、私は馬鹿にされてんだなと、少し悲しかった。。
今ならわかる。彼女のウソのなさ。本心を真面目に語ってくれていたんだと。寝なきゃ何も始まらないって軽すぎない？と引いてたけど。
そして、若かった私は、何をされても元に戻る彼女をどこかで尊敬さえしていた。身をすり減らし、失敗を恐れない、全てを受け止めて彼には何も求めない、そんな訳のわかんない恋愛、漠然とすごいと思った。
が、半年もせずに、彼女は田舎にもどった、、
彼女の親が引っ越し業者を派遣し、彼女の荷物だけなくなって、私は自由になった。
寂しくなったけど、家賃どうしよと思ったけど、ホッとした感覚があった。
彼女の本当の顔はどれだったのだろう…と今思い出しても結局わからない。
『スワン』のような女の子を観ると、いつも彼女の事を思い出してしまう。アゲハのように透明感があり、手首に傷もあり、、。
私の全然知らない人と結婚して、また東京にいるよって彼女から一度だけ電話がきたけど、その電話から15年くらいの年月が経っている。元気でいてほしい。お願い。
話しはヤマダさんに戻って、、
深夜ドラマ本、全部読みました。のめりこんじゃった。
本屋さんにも並んでるね、あの表紙（笑）
20代前半の訳わかんない時間て、誰にでもあるんだなと。
40代になって体力的に子育て大変で、早く結婚して産んでれば楽だったのかなとか時々思うけど、やっぱり、あの無駄に過ごす時間が人生の醍醐味というか、自分に言い聞かせて納得する。
うん、自分を納得させる時間を過ごしといて良かった🎶
ヤマダさんも大変だったみたいだけど、私的には大収穫期🎶
それじゃ、WOWOWでゲットした『そこのみ』の剛くんでも観ながら、お腹空いてないって顔して寝ちゃお！！腹へった！！
