梅粥

 

ぐっっと寒くなってきたけれど、毎朝ストーブに火を入れる時に小さな幸せを感じることが出来るので、それはそれで冬も少し好き。

最近は1人分の土鍋に前の晩炊いて残った白米と梅干しを一ついれて、30分くらいかけてストーブの上でお粥を作っている。朝から胃に優しくて体と頭に沁み渡るお米の甘さと塩っけ、ふぅうぅぅーーと、じじいのような安堵のため息、、だけではない、のよ。。かなり複雑、もう結構メンタルやられてる、なんだろうなー、なんつったらいいんだろうなー、いやもうなんなんだろうなー、そんな事ってある?の衝撃をマックス100だとして、95くらいのを食らっちゃって4日前にね、、その一撃の衝撃波がぶわんぶわんとずーーーーーっと続いていて、考えてもしょうがないのに考えちゃう。

10年も前からの知人女性の事なんだけど、映画やらドラマやら色んなこと飛び越えたようなことをしてくれていたようで、は?????まさかあの人が??????????いやいやうそでしょ??????????????ええええええ、なに?今までのはなに??????

もう頭の中がはてな❓でいっぱいです。。。

わかったことは、人ってわかんない、って事だけ。

考えてみれば自分のこともわかんないのに人のことなんてわかるわけがないじゃんか!もう一生、誰のこともわかんないままで終わるんじゃないか!そうさ、適当に理由つけてわかったような気でいるだけで何一つわからないまま人間なんて終わるんだよ。そもそもわかるって何?生物に必要なこと?え?暇なの?人間暇なの?

ああもう、人間不信も甚だしい、もの凄い細くて深い穴に落とされた気分。。

SNSのそれとかではなくて、よくお化けより人間の方が怖いよねーとかの、実際に本当の本物のやつ。事実は小説より奇なり、のそれ。。

とても朗らかで、聡明で、ユーモアもあり、楽しかったんだ。たくさんのこと話したし、一方的にこちらの愚痴も言ったりしたしな、だけど常に前向きで、そうだな、正義感が強い人なんだなーと思った、普通にその時は。。今思えば、とっっても痩せていてファッショナブルな外見、気づかなかった、摂食障害、そしてそのストレスのはけ口。。。

全くわからなかった。わたしの人生なんだったの?ってくらいに気づかなかった。

わたしみたいなボンクラに、彼女の完璧主義を見抜けるわけがないんだ、そもそもが。

築いたものを一瞬にして崩した彼女の行動、そこまではびこる闇の深さ、誰も追いつけないスピードで転落する人生と引き換えにしてまで守っていたものとは何だったのだろう。

それだけが知りたい、どうしても知りたい。

興味本位ですみません、理由つけさせてよ。

梅粥を食べながら考えてしまう、囚われてしまう。そして彼女は引っ越すんだろうな、もう会えないんだろうな、余計なお世話だが旦那さんは彼女を家族を守りきれるのかな、ハリボテの人生って何が面白いんだろうかと。。なあなあでいきましょ♩まじで。