父と

 

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父は一人暮らし、、安否確認も兼ねて週に一回は電話してるんだけど、今日は無性に実家の隣の浅間神社の木々にも会いたくなって、仕事終わりで夕方から子供たち3人連れて顔を見に行ってきた。日も暮れ始めて少しだけ肌寒く、でも風もなく、なんとも見事な8分咲きの桜、桜桜、桜桜、桜。。

桜の真ん中に立っていると、話したいこと、叫びたいこと、笑い飛ばしたいこと、張り裂けそうな思い、いろんな感情が次々とやってきて、それこそ春の煙たさや香りに飲み込まれてしまいそうになる。

父には子供の頃から所々で難しいことを言われてきたけれど、『物事の本質を見ろ、本質を忘れるな』『義務と権利』『きのこを食え』が私の中に残る三本柱とでも言うのかな、笑笑。77歳の今でも毎日めちゃくちゃ勉強していて、新聞は4社を3時間かけて読むし、雑誌も何社もとってるし、切り抜いてラインマーカーして、スクラップして、時には私や旦那や孫それぞれに必要だと思う切り抜き(プラスつぶやき)を渡してきて読ませ、次に会う時までに感想を用意しておかなくてはならない。。私は娘なので適当に返すけど(もうわかってるはず)、孫たちは意外にも頂くお題が新鮮みたいで目をキラキラさせてたりする。。絵を描く文系の長女にも、好奇心旺盛すぎる理系の長男にも、その2人を存分に浴びた小5の末っ子にも、向き合ってがっつり話せる父、持ち上げ上手、笑笑。すげーーーっす、尊敬。。

健康面でも週に3回、往復2時間の山登りと、なんやらのストレッチ体操🤸‍♀️とか、んでお酒も飲むし、本当にものすごい体力だよなぁと、一人暮らしのお年寄りのイメージをぶち壊すくらいのパワーとフットワーク。

でもね、私が子供の頃は、仕事が忙しすぎてほとんど家に居ないというか、当時の主な趣味がダイビング(水中銃で魚を獲ること)だったから休みの日も全く家に居ないというか、、存在感が薄くて、今日みたいにのんびりと孫たちと一緒に桜見物のお散歩をするようになるなんて想像もしていなかったわーーー。

あと何回、あと何年、父とこんな日を過ごせるのかなぁって考えると切なくなるばかりなのでやめるけど、母が亡くなってからもう30年、、感謝しかないです、本当に、本当にありがとう。

いえ、こんな綺麗な事ばかりではないのが人生なのはわかってるけど、特に書いておかなくてもいいのかなと。

【「死守せよ、だが軽やかに手放せ」という言葉に共感する。停滞は衰退とほぼ同じこと。なんとなくこのままでもいいとぼんやりしてる人より、より新しいものを探してる人の方が好きだ。】

という、よねよねの言葉にめっちゃ共感する。。