かわづ桜、かわいー♪

 なのに気持ちは「びゃくやこう」・・・。
 やってくれたよ第9話。原作ではほとんどラストに近いところで笹垣はやーっと、11歳の2人が犯した罪とその背景に気づき愕然とするのですが(読んでるほうもその時にやっと教えられるんです。おっとネタバーレ!)その時の恐怖がねー、9話ではそれがまるごとさらりとこんなとこでキター!みたいな驚き&恐怖でゾクゾク〜〜!って時に、すかさず立て続けに唐沢礼子の最期のシーンでどん底に突き落としてダブルで来たから・・orz すげ〜。(長げっ) 
 この救いのなさったらもう・・・誰が悪いとかそんなことじゃなくて、本能のおもむくままに行動(殺人)する2人に震え上ってしまったよわたし。で、結局育ての親の礼子も、亮司の母の弥生子も「いい子でいてほしい願望」を押し付けただけで、愛情はろくすっぽ注いでいないのでは?って思ってしまいました。おおざっぱすぎてダメ?(笑) わたしは礼子には同情するけど、弥生子には今まで同情したことないんですぶっちゃけ。 11歳の息子に浮気を黙認させていながら時には扉を叩かせて危険を知らせてももらったり(最低だ!)っていうか普通、息子が旦那を殺したのかも?って気づいた時点で息子に聞くだろうし、思い余って「わたしがやりました」って取り乱して言っちゃうとか?とにかく自分の浮気を隠すために息子の犯罪を利用しようなんて思わないって。ぼろぼろになってもみえみえだろうともかばうでしょー!すごいもの背負わせて、死亡届けを見逃してやって(こんなの愛情じゃないよ)目の前で殺人を犯す息子に何も言えない母親…やっぱり自分が一番かわいいのね。でも、彼女も立派に白夜を歩いてきてるんでこれ以上は言いません。取り乱すのが遅すぎー!ご愁傷さま。
 「正しいことなんて言われなくてもわかってるんです…」
 なんて冷静で開き直りな亮司!こーわーいーーー!!
 ≪≪すべては雪穂のためなのか…≫≫←やっぱ未だにこの部分は羨ましいとか思っちゃいますわー。亮司=ヤマダさん限定で。
 「行って…」て?亮司はどうしちゃうの?もういいの?掃除屋でいいの?
 あーー!


 ザッツ典子との同棲生活もスタートしたんですよね!最後の衝撃がすごくてつい忘れそうになっちゃってるけど、急ぎ気味に「心の傷」ほうに重点を置いちゃったもんだから原作の激しいシーンの描写はもちろんありませんでしたね*1…それにしてもさー、ベットに2人並んで胸までお布団掛けてるとこ変だよねー(爆)まるで誰かの視線を意識しているかのような装い(笑)まぁ、こっちはガッツリ食いついて観させてもらってるわけだけど♪あんたたち部屋に2人っきりなんだし、布団なんていらないからもっとくっつけ!寒いんだか暑いんだかわかんないよ!裸で部屋中歩け!(←ダッチやれ!はっ、ごめんなさい。ついつい。)おかげで典子と亮司の結びつきがサパーリ。亮司がかわいいっていうのはわかったけどー♪
「寒くない?」 寒いー♪って誰だって言っちゃうからその目!
(子犬のような目で誘うのか?亮司?原作じゃありえないからこれはダッチのために書かれた白夜コウなんだなって、まじ思った。あの目線に耐えた西田さん尊敬っす…。)
 話が飛んじゃってすいません。なんだかもっといろいろ思ったんですけど*2、もうラストまで残り2話、どんどん濃くして悲惨にしていってください。甘く終わるのだけはイヤです。納得のいく罰を2人に!!*3
 こっからはドラマオリジナルになりそうですね♪
 このドラマが伝えたいこと、ダッチが出演しなかったらたぶん観ていなかったこのドラマとせっかく出会ったわけだし、「理解したくない」で終わらせないで(原作読んだときは理解したくないって思っちゃった…汗)自分なりに、子を持つ親としても、一度くらいは最後まで向き合ってみようかなって思います。うん、一度でいいです(笑)次は10年後くらいで結構です…6月発売のDVD-BOXは買うけどねーん♪

*1:もちろんかよー!(笑)でもさー、残念だけどさー、テレビじゃ無理だよ(笑)ダッチのそんなシーンはお茶の間になんて流さないでDVDだけで公開してください!無理なの承知でしつこく希望!

*2:余さん、ちょっと浮いちゃった?みたいな。次回に期待!

*3:同時に救いも与えてあげてー!亮司はなんとなくわかるんだけど、雪穂がねぇ…